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常連のいない場所づくり

常連のいない場所づくり

著 者:尾崎昂哉
定 価:2,420円(本体2,200円+税)
発行日:2026年8月31日
ISBN:978-4-911830-00-0
判 型:四六判・並製本
頁 数:250頁
ブックデザイン:鳴田小夜子(KOGUMA OFFICE
装 画:藤原なおこ

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この本について
「常連という概念を撤廃する」。そんな不思議な方針を「夜学バー」では掲げている。常連がいないということは、交流を否定することではない。誰かを特別扱いすることなく、その場にいる誰もが開かれたひとつの場を共有するための考え方である。人が居合わせたとき、そこに交流が生まれ、その日だけの思いがけない関係が立ち上がる。夜学バーはそんな未知の魅力にあふれている。
本書は夜学バーの日々の実践と、会話術や運営、発信の工夫から、「常連のいない場所」がどのように成り立つのかをユーモラスな語り口で描き出す。あらゆるコミュニティ論を根底から覆す、まったく新しい場づくり原論!
目次

序論 常連はなぜ嫌われるのか
プロローグ
第1章 場をつくる
1.教師をしながらバーに立つ
2.手づくり脱法バーの日々
3.「場」はどこでもつくれるか
4.夜学バーでの実践
5.関係とは遊び場のことである
第2章 会話術
1.凡テンダー
2.質問という暴力
3.「昨日ね、」
4.複数の人に同時に話しかける
5.具体と抽象を行き来する
6.「久しぶり!」―再会について―
7.会話をする必要はない
第3章 運営のしかた
1.場を続けるためのお金の話
2.小学生に来てもらうには
3.出禁より教育
4.開かれた場のリスクマネジメント
5.スタッフにも説教をさせる
6.返報性の原理と単純接触効果(の拒絶)
7.カテゴライズはされないほうがいい
8.コロナ禍をどう乗り越えたか
第4章 つながる
1.あえて遠くから人を呼ぶ
2.ショップカードとホームページ
3.ファンと常連の違い
4.常連のいない場所の見つけかた
5.場づくり原論
遠心 結論ではなくて。

著者プロフィール

尾崎昂哉(おざき・たかや)
1984年生。名古屋市立向陽高校、早稲田大学教育学部国語国文学科卒。教育事業(中・高の国語科教員など)、文筆活動、場の運営という三本柱を生業とする。新宿ゴールデン街の間借り、「尾崎教育研究所(おざ研)」を経て2017年上野に「夜学バー」開業。2026年「株式会社夜学」を立ち上げ取締役に就任。

全年齢児童小説『小学校には、バーくらいある』、詩集『ただ美しいだけで生きている』など私家版多数。個人サイト「Entertainment Zone(ぞね)」を2000年7月11日に開設、日記を毎日更新中。ひとり芝居、名古屋弁落語、漫画、シンガーソングライター(1stアルバム『木』サブスク配信中)などやれそうなことはなんでもやります。