うつ病と出会う
- 平凡な医者が平凡な患者になった
- 今ここの私から始める
- 医師と患者の秘密の真実
- 私というカルテ
- ジャンヌ・ダルクの生活歴―診察室という法廷
- 処方薬という物語
- 約束ごととしてのうつ病
- 地図にない出口
医者だって、休み方は知らない。
ただし、うつ病ではある。
― 日常の精神療法 ―増茂悠人 著
わからないものに降伏せよ
待合室と主治医交代問題
家族のケアと患者からみた家族
喫茶店と公園と精神療法
自分を大事にする、という難問
「当事者研究?」「いいえ。」
うつ病の治療には休養が必要である。しかし、生活と仕事への焦り、回復しなければならないという圧力は、医学の言葉だけでは捉えきれない日常の問題でもある。
うつを抱えた人は、日常のなかでどのように自分と向き合い、生きていくのか。うつ病を生きる精神科医が、知識と無力さのあいだからその答えを見出していく。